
ここはがってん学童保育所。がってん小学校の子どもたちが通っています。
私は、指導員のりえです。よろしくえ願いします。
りえ先生

指導員の皆さん、保護者の皆さん、今日も一日お疲れさまでした
- 指導員歴4年
- 趣味:マンガ・韓流
- 好きな芸能人:坂口健太郎
- 好きな音楽:Mrs.Green Apple・BTS
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2021年度が始まって、今日で4日めでした。指導員陣営は少し疲れが見られますが、子どもたちは、めっちゃくちゃ元気です。はっきり言ってドタバタです。
そんな中でしたが、今日も一日、何とか無事に終えることができました。もちろん、色んなことがあって、新1年生の小さな怪我やトラブルもいくつかあったんですけど・・・。

おっと、この時期は、「小さな」トラブルや「小さな」怪我という表現はNGですよね。
新年度、初めて学童を利用する1年生の子どもたちや保護者の皆さんは、慣れない環境で緊張しているし、不安でいっぱいです。
だから、どんな怪我やトラブルだって、「大事」(おおごと)なんです。そんな時に指導員が、ついつい安心させようと思って

小さなトラブルなんですけど・・・
なんて言い方で報告しちゃったら、

指導員は「軽く」考えているのね・・・
と、心配になる保護者がいるかもしれません。どんな怪我やトラブルも丁寧に対応して、

細かいところまで気を配ってくれているのね
と、子どもたちや保護者の「不安」が「安心」に変わるようにしたいものです。


ところで、今日あった1年生と2年生のトラブルのことなんですけど・・・
私のところに2年生のてっちゃんたちがやってきて、

1年が遊びの邪魔をしてくるんだ!
って怒って言うんです。なんでも、たたかいごっこをしていたら、突然1年生が入ってきて、2年生のことを叩いたり蹴ったりしてきたんですって。
それで、てっちゃんたちは「やめて!」と注意したんですが、1年生はやめてくれなかったんだそうです。
私は、てっちゃんに言いました。

それは驚いたね。ところで、てっちゃんは1年生のこと、叩いたりしてないの?

してないよ!

そっか、がまんしたんだね。えらかったね
それで、「てっちゃんたちはどうしたいの?」って聞くと、「1年生にあやまってほしい」と言うので、「なら、もう一回その1年生に伝えてみようか」と、てっちゃんたちと一緒に1年生のところまで行きました。

まさし君、2年生のお兄さんたちが、まさし君に話したいことがあるんだって

・・・

なんで、勝手に遊びによってきて邪魔したの?それと、なんで注意したのにやめてくれなかったの?

・・・

てっちゃん、なんで?って聞いても、まさし君はきっとわからないんだよ。だから、てっちゃんが嫌だった気持ちを教えてあげたらどうかな

勝手に遊びに入ってきたから嫌だったんだ。注意してもやめてくれなかったのも嫌だった!

・・・ごめんね
ということで、何とか一件落着となりました。

てっちゃんにはその後、

1年生に、だめなことをちゃんと言葉で伝えてくれてありがとう。さすが2年生だね。これからもよろしくね。
と伝えると、なんだか照れくさそうにして遊びにいっちゃいました。
まさし君のその後の様子も見ましたが、あまり気にしていないようで、元気に遊んでいたので、安心しました。

1年生の中には、「よせて」が言えない子がいて、トラブルになっちゃうことがあります
そんな時は、指導員がちょっと間に入ってあげることも必要です。
そして、

2年生なんだから、もっと優しく言ってあげてよ!
なんて言うんじゃなくて、上級生の思いを聞きながら、「そんな時は、こんな風に言ったらいいんだよ」って、教えてあげられるといいですね。
新年度のぶつかりは、お互いのことを知り合ったり、大切なことを子どもたちに伝えられるチャンスでもあります。
まさしくんには、遊びに入りたい時には、「よせて」って言ったらいいんだよ、って伝えました。てっちゃんたちも、今日は少しだけ成長できたかな?
一日いちにちを大切に、たくさんの「楽しい」を子どもたちが家に持って帰れるように、そして、一つずつ「学んで」自分たちの力で、色々なトラブルを乗り越えられるように、子どもたちと関わっていきたいです。

焦らずゆっくり、ですよね~
というわけで、今日はこの辺で失礼します。
明日も子どもたちと一緒に「楽しんで」いきたいと思います!
今回の記事は、後日、「実践メモ」として振り返りを記録しています。
良かったらそちらも読んでくださいね。
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