お子様が「学童」(学童保育施設)に通い始めて間もない頃に、保護者が気を付けたいことや、お子様への必要なサポートについてまとめました。
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お子様の小学校ご入学おめでとうございます。
新年度は迎えたけど、色々心配だらけだわ
初めて学童保育に通うことになった皆さんは、不安と緊張の新年度をお過ごしことと思います。
今回の記事では、お子様が「学童」(学童保育施設)に通い始めて間もない頃に、保護者が気を付けたいことや、お子様への必要なサポートについてまとめました。
主に、新1年生の保護者に向けて書いていますが、年度途中や、2年生から学童を利用する方など、初めて学童を利用する保護者の方も参考にしていただけると幸いです。
大切なお子さまをGPS端末で見守り 「soranome(ソラノメ)」
この記事の内容
- 「学校」「学童」の二つの生活が同時にスタートするということ
- 5月の連休までは、できるだけ学童を休まない
- 習い事もできればキャンセルして
- 感染予防のためのマスクの着用について
- 熱中症予防のための給水について
- 学童が居場所になることが1年生の目標
- さいごに・・・
「学校」「学童」の二つの新生活が同時にスタートするということ
いよいよ新年度が始まりました。1年生の子どもは、小学校・学童の新しい生活の中で、期待と不安で胸をいっぱいにしながら、頭と心と体をフル活用しています。
大人の立場に置き換えると、4月から二つの違う会社に同時に就職するようなものです。想像しただけで疲れると思いませんか?
しかし、そこは子ども、大人のように「疲れた~」などと言うことはなく、とにかく全力で一日を過ごします。そして、寝る(笑)。
1年生の保護者からは、
夕食を食べている途中で、気が付いたら寝ていたのでびっくりしました
などという話もよく聞きます。
4月・5月など、新年度の始まりの時期に、保護者ができる一番のサポートは、食事と睡眠に気を使い、明日に向けてしっかりと子どもの体力を回復をさせてあげることです。
個人差はありますが、1年生が、体力がつき、「しっかりとしてきたな」と思えるのは、夏休み明けの9月頃です。
環境が大きく変わった4月は、見た目以上に子どもは疲れているんです
「疲れた~」と言わない代わりに子どもが示す反応として、「甘えたになる」「わがままになる」「だらしなくなる」などがあります。
「1年生なったんだから、もうちょっとしっかりしてよ」と、言いたくなる気持ちもわかりますが、子どもは、学校と学童で一生懸命に頑張ってきたからこそ、家で甘えるのです。
家でしっかり甘えること、話をたくさん聞いてもらうことは、子どもにとって、明日へ向かう心の栄養になります。
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5月の連休までは、できるだけ学童を休まない
この時期、親子の一番の目標は、「学校」「学童」の生活に早く慣れることです。そのためには、学童をできるだけ休まないことも大切です。
保護者が平日お休みの場合など、学童を休んで親子の時間を過ごすことは構いません。
ただし、頻繁に学童を休むことは避けましょう。
学童から配布されるお便りで、4月の予定を確認して、学童で誕生日会や1年生歓迎会などの行事がある日は、子どもを学童に行かせたほうがよいでしょう。
これらの行事は、1年生の子ども達が早く学童の生活に慣れることや、楽しんで学童で過ごせるようなることを意図して行われているからです
学童の生活は毎日の積み重ねです。前日の遊びの続きをしたり、明日遊ぶ約束をしたり、けんかしても次の日に仲直りしたりと、子どもの生活は毎日がつながっています。
できるだけ休まない方が、お友達ができやすく、学童の生活にも早く慣れることができます。
もちろん、特別な用事や、子どもの様子を見て、あまりにも疲れが目立つようなら、休んでも構いません。
新生活に慣れるまでは、習い事もできればキャンセルして
小学校に入学したこの機会に、新しく習い事を始めようと思っているんだけど・・・。
できるなら、新しい習い事を始めるのは、5月の連休明けまで待った方が良いですよ
先にも述べたように、4月は学校と学童の二つの生活が始まり、子どもは毎日くたくたになります。
保育園や幼稚園の時から続けてきた、塾や習い事がある場合も、4・5月はお休みすることや、平日の習い事を週末に移動することなどを検討してください。
子どもの様子を見ながら、まずは新しい生活に慣れることを最優先に、環境を調整しましょう。
感染予防のためのマスクの着用について
※新型コロナウィルス感染症の「5類」への移行に伴い、に2023年4月1日より学童保育や小学校での感染予防対策が変更されます。詳しくは利用する施設に確認してください。
お子さんは、保育園でマスクを着けていましたか?
年長になって少し練習をしたけど、まだ慣れていないかも・・・
現在、新型コロナウィルスの感染予防のため、小学校や学童保育の生活では、マスクの着用が基本となる場合が多いと思います。
保育園の生活でマスクの着用に慣れていない子どもにとっては、心身の負担が大きくなります。
また、1年生くらいの子どもは、「大人の言うことをきかなければならない」という気持ちが強くて、「着けなければならない」という約束を一生懸命守ろうとします。
子どもには、「自分がしんどいと感じたときは、マスクを外していいよ」「マスクを外したいときは先生に言うんだよ」ということを繰り返し伝えておきましょう。
マスクは、小さな子どもにとっては、体調不良の原因になったり、場合によっては命の危険になることもあります。
様々な事情で、子どものマスクの着用が難しい場合などは、必ずその旨を学校の担任、学童の先生に伝えておきましょう。
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熱中症予防のための給水について
4月・5月は一気に気温が高くなります。本格的に暑くなる夏場より、暑熱順化(暑さに慣れる)がまだ不十分なこの時期は、熱中症のリスクが高くなる場合があります。
それに加えて、保育園の生活で、給水時間が決まっているなど、自分から進んでお茶を飲む習慣が身についていない場合は、特に気を付けてほしいです。
日頃から、「のどが乾いたら自分でお茶を飲むこと」「先生に言わなくても自分の判断でお茶を飲んでいいこと」を子どもに伝えて、自由飲水ができる力をつけるようにしてあげましょう。
家に帰ってきたときは、水筒の残量を確認しましょう
あまり沢山残っている場合は、日中の給水が足りていないのかもしれません
昨日はあんまり飲んでないみたいだったわ
そんなときは、学童の先生に、子どもが自発的にお茶を飲めるようなサポートをお願いするといいですね。
体温調節がしやすい薄手のジャンパーが必須
4月は寒暖差が大きくなる季節です。
朝の登校時は肌寒いのですが、日中は半そでも汗をかくような日もあります。
時々、長そでのTシャツなどで活動時に熱がこもっているように見える子どもがいます
天気予報と相談して、一番下に着る服は半そでのTシャツ、一番上は薄手のジャンパーを着るなど、体温調整のしやすい服装が適切です。
この時期、1年生の衣類の落とし物が多くなるので、必ず名前を書いておいてくださいね。
学童が「居場所」になることが1年生の目標
「学童」の生活に慣れるとは、言い換えると、学童が、子どもが安心して過ごせる「居場所」になるということです。
大好きな遊び、大好きな仲間、大好きな先生ができることで、学童が子どもが安心して過ごせる居場所になります
学童は、子どもたちが「ただいま」と帰ってくる、家庭に代わる生活の場です。
今はまだ、緊張していて、よそ行きの子どもたちが、「甘えん坊」、「泣き虫」、「お調子者」など、本来の自分を安心して出せるようになるのは、もう少し先の話です。
学童が子どもの「居場所」になることを、保護者と学童の先生が、共通の目標として、子どもたちを見守ってゆきましょう。
さいごに・・・
初めての学童保育、わからないことだらけだわ・・・
大丈夫です!ちゃんと、なるようになりますよ
4月は、働く保護者の皆様にとっても、忙しい時期です。
その中で、1年生となった我が子のサポートは大変なことだと思います。
困ったときは、学童の先生になんでも相談してください。
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