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学童の修了式が迫ってきましたね。
あっという間の1年だったね。
3月には、がってん学童保育所の「修了式」が行われます。保護者への案内も済み、子どもたちの準備も始まりました。
今回は、1年間の締めくくりである、学童の「修了式」の意義と、その取り組み方についてまとめました。
がってん学童保育所の取り組みが、皆さんの参考になれば幸いです。
この記事の内容
- 修了式のプログラム
- おすすめのプログラム①「祝技」
- おすすめのプログラム②「感謝の言葉」
- おすすめのプログラム③「合唱」
- 高学年の子どもに司会や伴奏をお願いしよう
- 修了式に向けた取り組み
- 悩んだこと・・・「卒所」と「修了」について
- さいごに・・・
修了式のプログラム
皆さんの学童では、どんな修了式を行っていますか?
まず初めに、がってん学童の修了式のプログラムを大公開!
がってん学童保育所では、例年、以下のような内容で修了式を行っています。
<修了式のプログラム>
司会:高学年の子ども達
ピアノ伴奏:高学年の子ども達
ギター伴奏:指導員
- 3年生による太鼓の発表
- 修了証書授与
- 所長からお祝いの言葉
- 保護者代表のお祝いの言葉
- 1年生から3年生へ花束贈呈
- 2年生から3年生へお祝いの言葉
- 3年生より感謝の言葉
- 祝技
- 学童の歌
- 終了後記念撮影
思っていたよりしっかりとした内容っすね。
がってん学童保育所では、修了式は1年生から高学年までの全員が参加します。その中で、メインでお祝いされるのは3年生の子ども達です。3年生に関しては、保護者にも案内を出し出席してもらいます。
なぜ3年生がメインなのかは、文末で説明しています。
修了式の取り組み方は、施設の環境や児童数により様々だと思います。こうでないといけない!というものはありません。
私が大切にしているのは、学校の取り組みなどとは一味違う「学童らしさ」です。
以下におすすめのプログラムを紹介します。
おすすめのプログラム①祝技
毎年「祝技」の発表は盛り上がるね
今年は誰が発表するのかな?
「祝技」と書いて「しゅうぎ」と読みます。要は、遊びの技の発表です。
がってん学童では、入所式や修了式で、「祝技」はかかせません。毎回、数人の子ども代表が、けん玉やコマなど、腕に磨きをかけた遊びの技をみんなの前で発表します。
式の中でやるので、大変な緊張感です。それだけに、参列している子ども達や保護者が固唾を飲んで見守り、成功したら大歓声となります。
進め方はこんな感じです。
司会:次は祝技です。発表する人は前に出てきてください
(数人の子どもが前に出る)
司会:チャンスは3回です。それでは始めてください
(発表者は、名前と発表する技を言って、一礼してから技を発表する。)
武田てつろうです。けん玉の日本一周をします。(礼)
祝技の発表者は、修了式の1か月くらい前に募集します。毎回たくさんの応募があり、オーディションで発表者を決めることもあります。
節目節目の行事の中で遊びの発表を入れることで、遊びもまた盛り上がります。
遊びを大切にする学童保育だからこそ、ぜひ取り組んで欲しいプログラムです。
おすすめのプログラム②感謝の言葉
毎回、「感謝の言葉」の発表はは泣けるのよ。
感謝の言葉は、3年生が一人ずつ、「学童の子ども達へ」「お母さん・お父さんへ」「学童の先生へ」の感謝の気持ちを発表するプログラムです。一人ひとりの個性豊かな発表が見られ、成長を感じることができる、笑いあり、涙ありの時間となります。
作文用紙の半分を目安に、短いメッセージを、当日までに書いてもらい、本番に3年生の子どもが一人ずつ読み上げます。
「感謝の言葉」
〇〇太郎
学童の友達へ、一緒にドッジをして楽しかったよ。2年生は、3年生になったらサブリーダーの仕事を頑張ってください。
お母さんへ、いつもご飯を作ってくれてありがとう。お父さんへ、いつもお仕事頑張ってくれてありがとう。
学童の先生へ、困っている時に助けてくれてありがとう。高学年になってもよろしくお願いします。
おすすめのプログラム③合唱
合唱をすると学童の一体感が生まれます
昔は、学童の指導員と言えば、ギターを弾いて子どもたちと歌を歌っていたものでした。私も子ども達と歌を歌うのが大好きです。
ここ数年は、新型コロナウィルスの影響で、歌の取り組みは大変難しくなっていて残念です。
修了式で歌う歌は、子ども達と一緒に選ぶと楽しいですね。
高学年の子どもに司会や伴奏をお願いしよう
節目の行事では、高学年の子ども達の力を借りましょう。がってん学童保育所では、修了式や入所式の司会は、高学年にお願いしています。また、入退場はピアノを習っている高学年に伴奏をしてもらいます。
子ども達や保護者にとっても、高学年の姿を見ることができて、成長のイメージを持つことができるのでおすすめですよ。
司会者は、高学年に立候補してもらって2人から4人ほどで、パートを決めてお願いしています。
修了式に向けた取り組み
修了式の準備は、2月の中頃から少しずつ初めていきます。
がってん学童保育所では、学年ごとに、修了式に向けた取り組みを行っています。
1年生・・・飾り作り
2年生・・・お祝いの言葉のパート決めと練習
3年生・・・太鼓の練習・感謝の言葉を考える・修了証書授与の練習
高学年・・・司会や当日の役割分担を決める
(全員)歌の練習と本番前のリハーサル
取り組みの注意点は、子どもの負担が大きくならないように配慮することと、自由遊びの時間はしっかりと確保するということです。
学校の終業時間が年々遅くなっていることもあり、大きな取り組みの際には準備を早めに行うなど、見通し大事です。
準備自体を子どもが楽しんで行える内容にする工夫も大切にしています。
悩んだこと・・・「卒所」と「修了」について
なんで、がってん学童保育所の修了式は3年生が主役なんすか?
2015年の児童福祉法改正により、学童保育の対象が6年生までとなる以前は、がってん学童保育所の最上級生は3年生でした。
この頃は「卒所式」として、現在の取り組みを行っていました。
卒所式は、3年間の子ども達の成長を称え、高学年になる心構えを作る機会として大切に取り組んでいたのです。
学童の対象が6年生までとなった時、卒所式の扱いや位置づけの変更をどのようにするのか、指導員で随分と議論しました。
6年生で卒所式をしたらどうだろう?
6年生まで残る子どもは少ないですよね。
しかし、3年生で卒所しても、4年生からまた学童に通うのも変だよね。
そして、卒所式を修了式と改め、子どもたち全員の1年間の成長を認める機会としながら、3年生にとっては特に低学年から高学年への成長の機会として位置づけて取り組むことにしました。
<がってん学童保育所の修了式の意義と目的>
意義
- 子どもたち全員が1年間の成長を認め合い、特に3年生にとっては、低学年3年間の総まとめをする
目的
- 3年生が高学年になる心構えをもてるようにする
- 一人ひとりの子ども達が、自分自身の成長を感じられるようにする
- 修了式の取り組みを通じて、子ども達の仲間意識を深める
修了証書は、全員の分を用意し、3年生の証書は特別バージョンのしっかりとした賞状をわたしています。
また、6年生の子どもの「卒所式」は、修了式とは別に取り組んでいます。
最後に・・・
いかがだったでしょうか。
学童保育の6年間の生活の中で、子ども達が自分の成長を感じ、また成長の見通しを持てるために、修了式は大切な機会です。
あなたの施設の特色を生かして、工夫をして取り組んでいきましょう!
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