" />

学び

学童保育にも応用できる「割れ窓理論」とは

新着記事

2022/5/16

【学童保育】保育中に子どもを膝の上に乗せることはいけないことなのか?

所長 こんにちは、がってん学童所長です 今回の記事は、Twitterのフォロワー様から寄せられたご質問へのお返事としてまとめました。 <ご質問内容> この前、保育士さんが子どもを両膝に乗せていたら先輩保育士にとっさの時に動けないからやめた方がいいと注意されて、どうしたらいいか悩んでいるツイートを見かけました。 学童でもたまに、低学年の子とかが甘えて膝に座ることがありますが、どうするのがいいのでしょうか? ご質問ヘの回答として 学童保育では、子どもと同じ目の高さで指導員が活動するような場面がたくさんあります ...

ReadMore

2022/5/10

【早見表付き】学童保育の電話対応「その電話、自信を持って応答する方法を教えます」

電話 トゥルルル、トゥルルル・・・ 保育中、学童の電話が鳴っているのに、近くにいいる新任の職員さんやアルバイトさんが電話に出ないことや、「電話が鳴ってますよ~!」って教えにきてくれることってありませんか? 指導員 「電話が鳴ってます」ちゃうや~ん! 出てくれたらめっちゃ嬉しいねん! って、私も思っていたんですけど、よく考えたら、電話応対の方法を新しい職員さんやアルバイトさんに教えていないことに気付いたんです。 指導員 僕も最初は、電話に出るのすごく緊張するから嫌でした そうなのよ。「できない」んじゃなくて ...

ReadMore

2022/5/6

【保育・支援の姿勢】子どもの安全を守るために、適切な姿勢ができていますか?

指導員 この記事は3分で読めます! 今日は、学童保育をはじめとする、子どもの施設の職員の方に向けて、保育や支援など子どもとかかわる時の「姿勢」についてお伝えしたいと思います。 とても基本的な事柄だけに、これができていないと、いざという時に子どもを守る行動がとれなかったり、最悪のケースでは、子どもを守る立場であるはずの職員が子どもにけがをさせてしまうことになりかねない、大切な内容です。 指導員 精神的な「姿勢」ではなく、身体的な「姿勢」のお話ですよ 目次1 保育中の不適切な姿勢①「手を腰にあてるポーズ」2 ...

ReadMore

2022/4/29

【学童保育】なぜ職員のチームワークが必要なのか?「職員間の連携をわかりやすく職員に伝えるユニークな方法をご紹介」

指導員 こんにちは、がってん学童指導員の、りえです 指導員 指導員のたけしです! 新年度は、新しい職員を迎えたり、新しい職員チームが編成されたり、職場のチームワークについて話し合う機会が多いですよね。 子どもへのより良い支援を行うためには、職員のチームワークはとても大切です。 そして、職員チームは、子どもたちや職員一人ひとりと同じように、成功や失敗、数々の悩みを乗り越えて成長していくものです。 今日は、そんなチームワークの本当に本当の基本的なこと、「なぜ職員のチームワークが必要なのか?」ということを、わか ...

ReadMore

2022/4/23

【学童保育】「子どもが宿題プリントを忘れた時にコピーしてはいけないルール」について考えたこと

所長 こんにちは、がってん学童所長です 今回の記事は、Twitterのフォロワー様から寄せられたご質問へのお返事としてまとめました。 <ご質問内容> 子どもが学校に宿題を忘れて来た場合、今までなら他の子のをコピーして忘れて来た子に渡してたのですが、子どもが「学校に忘れてきました〜。コピーしてください」と簡単に言うようになり、それは問題だろうと言う事で今後はコピーしない事になりました。「お家の人と帰る途中に学校に宿題を取りに行っておうちでしてください」と子どもに言う事になったのです。 で、他の学童さんではど ...

ReadMore

2022/4/19

【学童保育】あまり意味がないと思う子どもへの声かけ3選

目次1 あまり意味がない?子どもへの声かけ①「忘れ物してない?」2 あまり意味がない?子どもへ声かけ②「自分がされたらどう思うの?」3 あまり意味がない?子どもへの声かけ③「仲良くしようね」4 さいごに・・・ 当サイトでは、がってん学童を舞台に、学童保育に関する様々なテーマを読者の皆さんと一緒に考えています。 指導員 がってん学童の指導員、りえです。経験年数は5年目になりました。 指導員 指導員のたけしです。今年は2年目、よろしく~! 所長 所長です。経験年数22年目です。 がってん学童では、春休みをなん ...

ReadMore

2022/4/17

【分析】がってん学童保育所の春休みはなぜ好調?だったのか??(2022年度版)「長期休みで一番大切なのは、職員の〇〇」

目次1 新年度は順調だったのか?2 がってん学童「不調」のポイント2.1 新型コロナウィルスの影響2.2 ICTシステムの導入による混乱3 春休み良かったこと3.1 頼りになる高学年の存在3.2 1年生が落ち着いていた3.3 職員チームの成熟3.4 職員の休憩時間をしっかりと確保していたこと4 さいごに・・・ 当サイトは「がってん学童」を舞台に、学童保育や子育てに関する様々なテーマを扱っています。 所長 春休み保育お疲れさまでした 最初の山場は乗り切ったね 指導員 つ、つかれた~ 指導員 今日からやっと給 ...

ReadMore

2022/4/18

【学童保育】閉所時間を過ぎてもお迎えに来ない保護者の対応

数年前のことなんですが、新年度が始まり、まだ春休み保育の最中のことでした。 1年生の保護者で、学童の閉所時間を過ぎてもお迎えに来ない方がいました。 目次1 閉所時間を過ぎるということは2 お迎え遅刻を繰り返す保護者の対応3 お迎えを遅れたら延長料金を徴収すればよいのでは?4 指導員の残業代を出す5 遅れてお迎えに来た保護者に、私たちがとった対応は6 さいごに・・・ 所長 もう閉所時間だね 子ども ・・・ 1年生のかける君は、新年度初日から、朝8時から学童閉所の18時30分まで、みっちり学童で過ごしていまし ...

ReadMore

2022/4/11

「戦争」について子どもたちにどのように話したらよいのか

所長 がってん学童所長です 指導員 指導員のりえです 指導員 指導員のたけしです 当サイトでは、私の職場である学童保育所を舞台に、子どもたちにかかわる様々な問題を考えています。 私もまだまだ修行中です。だから、このサイトで発信する内容を、「正解」ではなく、一人ひとりの読書の皆さんが考えを深めたり、職場で同僚と議論をする「きっかけ」としてとらえていただけると大変ありがたく思います。 目次1 今起こっている戦争のこと2 「暴力はだめなのに、なんで大人は戦争するの?」と子どもに聞かれたら3 言葉で解決することは ...

ReadMore

2022/4/7

コロナ禍のもとで「子どもの意見を企画段階から取り入れた行事」をどのように行えばよいのか【WITHコロナ時代の子どもの行事・イベント<後編>】

所長 この記事は続きです 前編をまだ見ていない方はこちらからどうぞ こちらもCHECK 目次1 前回のあらすじ2 子どもの意見を行事企画に取り入れることについて2.1 放課後児童クラブ運営指針に書いてあること2.2 児童の権利に関する条約「意見表明権」について2.3 児童の権利条約「生存権」について2.4 「意見表明権」は限定的なもの?2.5 意見は表明できても、その通りになるとは限らない3 合宿について、指導員の激論3.1 子どもが企画からかかわることの意義3.2 子どもの発達過程を考慮して4 冬の合宿 ...

ReadMore

学童保育指導員になりたいないなら

スポンサーリンク
指導員

年間休日120日以上!

指導員

ほとんど残業なし?

無理なく働ける学童保育所を探すなら「はじめての学童保育指導員」簡単30秒登録!

詳しくはコチラ


「♪夜の校舎まどがら~すこわしてまわ~った♪」

割れ窓と聞くと、尾崎豊の「卒業」が頭に浮かぶのは私だけでしょうか。

今回は、学童保育の現場でも応用のきく「割れ窓理論」のご紹介です。

この記事でわかること

  • 「割れ窓理論」の学童現場での応用方法
  • 「言葉の荒れ」を見直す「優しい言葉の花を咲かせよう」の取り組み方

割れ窓理論とは

所長

建物の窓が1枚割れている。それを直さずに放置しておくと、割れている状態があたりまえになり、やがては全ての窓が割られてしまう、という考えです。

割れ窓理論とは

アメリカの犯罪学者、ジョージ・ケリングが提唱。

別名「ブロークンウィンドウ理論」。

もともとは、小さな不正(軽犯罪)を徹底的に取り締まることで、犯罪や凶悪事件を抑止することができる、という理論。

こちらもCHECK

がってん学童の「おやつ論争」前編【トイレに学童保育のおやつが捨てられていた?】

続きを見る

学童保育の現場での割れ窓理論


所長

わかりやすい例は「トイレのスリッパ」です。

学童のトイレのスリッパが散らかっている。そこへやってきた子どもが、同じようにトイレの後にスリッパを脱ぎ散らかしていく。いつまでたってもトイレのスリッパは揃うことはありません。

このような場合は、子どもに「スリッパを脱いだらそろえて置きましょう」と教えることや、注意をすることも大切ですが、並行して、散らかっているのを目にしたら、指導員がきれいにそろえておく、という地道な対策が実は有効なのです。

他のスリッパがきれいに揃えてあったら、自分もきれいに脱がないといけない、という気持ちになりますよね。

所長

学童の本棚でも同じことが言えます。

いつも本棚の本やマンガはぐちゃぐちゃ。もともとがぐちゃぐちゃだから、読み終わった子も、同じようにぐちゃぐちゃに置いていきます。指導員は口をすっぱく言い続けるけれど改善しない、というような時には・・・。

保育前に指導員が本棚をきれいに整頓しておく、保育中も気が付けば本棚を整理するなど、整理整頓がされている状態を当たり前にしておくことで、子ども達も「読み終わったら本をきれいに戻そう」という気持ちになります

ページが破れたままの本をいつまでも放置しておくと、本を大切にしようという気持ちが薄れ、誤ってページを破ってしまった時でも、気にならなくなってしましまいます。

所長

本が破れたらすぐに修理する、ということが大切なんです。

こまのひもがぐちゃぐちゃ、遊び道具の棚がくちゃくちゃなども、それが当たり前になっている状態で、どれだけ子どもに注意をしても、なかなか改善はされません。そのような状態を目にしたら、注意をすることと同時に、指導員が正しく整理された状態に戻しておくということが、有効な対策となります

学級崩壊の前段階には物への関心が薄れる

物の整理ができていない学童は、雑然として落ち着かない雰囲気になってしましまいます。

小学校で、学級崩壊がおきる前段階では、子ども達の「物への関心」が薄れると言われています。次に「人への関心」が薄れ、自分自身やほかのだれかの気持ちが傷つくことが平気になっていってしまう。それはやがて学級崩壊を招くという、一連の流れがあるんです。

落とし物が多かったり、物がなくなったり、壊れたりする状態が続いていると、子ども同士のトラブルも多くなっていきます。

所長

物を大事にできない学童では、仲間のことも大事にできなくなってしまうんです。

これも「割れ窓理論」につながる考え方です。

ちなみに、「逆・割れ窓理論」もあります。

所長

物を大事にすると、仲間のことも大切にできるようになる。そのために、まずは整理整頓を心がけよう、という考え方ですね。

言葉の荒れを改善する取り組み

日頃から子ども同士の呼び方に気をつけたり、言葉遣いを正しくすることで、いじめなど重大なトラブルを防ごうというのも「割れ窓理論」的考えです。

学童で、全体の雰囲気が落ち着かず、トラブルが頻発するような時には、まず、子ども達の言葉遣いから見直してみることが必要なのではないでしょうか。

上級生の下級生への言葉がきつかったり、仲間同士でも言葉遣いがとげとげしくなったりしていると、子ども達は安心して学童で過ごせません。

私もやったことがある、学童保育の実践で、「優しい言葉の花を咲かせよう」という取り組みがあります

「優しい言葉の花を咲かせよう」

<準備するもの>

・木の幹をの絵を大きく描いた模造紙

・色画用紙で作った「丸い葉っぱ」と「とげとげの葉っぱ」(各10枚)

・折り紙で作った花(5枚)

・セロテープ

※葉っぱや花は、適宜増やしていきます。

言葉の荒れが気になった時に、帰りの会で、子ども達に次のように話をします。

指導員

言葉の「ば」って葉っぱって書くんだよ。

みんながいつも使っている言葉はどんな形の葉っぱかな?

まずは、子どもたちに語りかけ、1人ひとりの子ども達に考えさせます。

指導員

こんな、丸い形の優しい葉っぱかな?優しい言葉は、言われたら嬉しくなるよね。(葉っぱの色画用紙を子どもたちに見せる)

指導員

それとも、心がチクチクするような、とげとげの形の葉っぱかな?とげとげの言葉は、言われると悲しいよね。(葉っぱの色画用紙を子どもたちに見せる)

指導員

みんなが友達から言われた言葉で、嬉しかったことや悲しかったことを発表してください。

子ども達は、手をあげて、今日一日で友達から言われた言葉について発表します。

子ども

「ばか」って言われて嫌でした・・・

子ども

ドッジの時に、「すごいね!」ってみんなが言ってくれて嬉しかった!

指導員は、子どもから「嬉しかった発表」があった時は「丸い葉っぱ」、「悲しかった発表」があった時は、「とげとげ葉っぱ」を、模造紙に書いた木の幹に貼っていきます。

指導員

この木はね、みんなで育てる「学童の木」なんだよ。みんなの言葉の葉っぱをこうやって貼っていきます。

丸い葉っぱがたくさんになったら嬉しいよね。

指導員

それでね、丸い葉っぱが5枚になったら、1つお花が咲くんだよ。

「学童の木」がお花でいっぱいになるようにしようね!

この取り組みを継続していくと、子どもたちの中に気持ちの良い言葉がけや思いやる言葉がけが広がっていきます。

上級生が言った、ちょっとした言葉を、下級生が「嬉しかった!」と発表することで、上級生も嬉しくなる、というような場面が出てきます。

また、とげとげの葉っぱが出た時には、みんなが何気なく使っている言葉が、人を嫌な気持ちにさせてしまう、ということを子ども達みんなで考えるきっかけになります。

さいごに・・・

いかがだったでしょうか。

「割れ窓理論」は、ビジネスや教育、生活など様々な場面で使われていますが、学童保育の中でも応用できますね。

学童の物の扱いがいい加減になったり、雰囲気が落ち着かない時に、指導員がガミガミ言うと、ますます荒れた雰囲気になってしまいます。

そんな時は、環境を整えたり、注意をする以外の取り組みを工夫することも大切ではないでしょうか。

所長

「逆・割れ窓理論」で、子ども達がすすんで良い姿を見せられる雰囲気を作っていきましょう!

スポンサーリンク

-学び
-

© 2022 GATTEN!GAKUDO