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今朝、子どもが「学童に行きたくない」と言ってたんです。

それは心配ですね。
子どもが、毎日楽しく学童保育に通ってくれていると、親は安心して働くことができます。しかし、長い学童生活の中では、「・・・今日は学童行きたくない・・・」と、子どもが言い出すことがあるかもしれません。
実は、子どもが「学童に行きたくない」と言うことは、それほど珍しいことではありません。
大人が仕事に行きたくないと思うことがあるように、子どもにも学童に行きたくないと思うことがあるのです。
親にとって大問題になるのは、子どもが「学童に行けなくなる」ことです。
そうならないためにも、早めに「行きたくない」原因をつかんで、対処をしていくことが大切です。
まずは子どもの話を聞く

まずは落ち着いて、子どもに行きたくない理由を聞いてください。
子どもが「学童に行きたくない」と、言う時には、何らかの原因があるはずです。
子どもの話を聞いてみると、「学童に行きたくない理由」(原因や問題点)が、次のどれかにあてはまるのではないでしょうか。
行きたくない理由
- 学童の問題
- 学童以外の問題
- よくわからない

話を聞くときに注意してほしいことがあります。
子どもに話を聞くときは、「問い詰めない」ようにしてください。
「なんで学童に行きたくないの!?」
「学童にいやなことがあるの!?」
「そうなのね!?」
などのような聞き方をすると、子どもは、

う、うん・・・。
と、親の求める答えに合わせてしまうことがあります。
できるだけ穏やかに、子どもが自分の言葉で話すのを待ってあげてください。
学童の指導員に伝える
子どもが「行きたくない」と言った時は、学童の指導員に連絡を入れ、相談しましょう。

子どもが「学童に行きたくない」と言った時は、指導員に連絡をください。
指導員の仕事は、子どもが安心して学童に通えるようにすることです。その中には、子どもが「行きたくない」気持ちを乗り越えられるように支援することも含まれています。
放課後児童クラブ運営指針には、以下のように書かれています。
「運営指針」第4章
「子どもが自ら進んで放課後児童クラブに通い続けられるように援助する。」
・放課後児童クラブに通うことについて、その必要性を子どもが理解できるように援助する。
・放課後児童支援員等は、子どもの様子を日常的に保護者に伝え、放課後児童支援員等と保護者がお互いに子どもの様子を伝えあえるようにする。
連絡を入れもらえると、普段よりも丁寧に様子を見て、学童での様子を保護者に伝えることができます。
また、コミュニケーションを増やしたり、子どもが学童に「行きたくなる楽しみ」を作るような働きかけをすることもできます。
指導員が子どもの気持ちに気付けていないこともあるかもしれません。保護者から連絡をもらうことで、問題の解決に向けて、一緒に考えていくことができます。
行きたくない理由が「学童にある」場合
子どもが「行きたくない」原因が学童にある場合は、指導員に伝えて、学童での対応をお願いしましょう。
ケンカやトラブル、指導員のかかわりなど、原因が具体的にある場合は、その原因を取り除き、子どもが安心して学童に通えるようになるための対応を行います。
問題は学童にあるので、学童を休むことでは解決しない場合があります。むしろ、解決が先延ばしされる場合があるので注意してください。
「あなたの気持ちはわかった、指導員の先生にも連絡しておくから、今日は学童に行こうね」と、励まし、送り出してもらいたいと思います。
行きたくない理由が「学童以外にある」場合

学童に行きたくない理由が、学童以外にある場合も多いですよ。
例えば、最近仲の良いお友達が、学童に通っていなくて、その子と放課後に遊びたいから、「学童に行きたくない」というのもよくある話です。
学童以外の交友関係が拡がっていることは、子どもの成長の証とも言えます。
そんな時は、どうやったら、子どもの希望を叶えることができるのか、一緒に考えることも必要です。週末に遊べる予定を作ったり、週1日は学童をお休みする日を作るなど、中学年から高学年になると、子どもを信頼して、親子でルール作りをすることも大切かもしれません。
そんな時にも、ぜひ指導員に相談をしてください。指導員は、そのような事例はたくさん経験していますので、役に立つアドバイスをすることができます。
行きたくない理由が「学童以外」にあるのに、子どもが「学童は嫌なことがあるからいやだ」と、言うようなこともあります。そのような場合は、「いつ」「だれが」という部分が、あいまいなことが多いです。子どもに話を聞いても、具体的でなかったり、随分昔の話を持ち出していたりする時は、そうは言うけど、ひょっとすると学童以外の問題もあるのかな?と考えてみてください。
学童に行きたくない理由が「よくわからない」場合

自分の気持ちをうまく言えないこともあるんです。
子どもの話を聞いても、よくわからないことがあるかもしれません。特に低学年の子どもにとっては、まだまだ問題を順序だてて説明することは難しいのです。
学童と学童外の問題が重なっていたり、自分自身でも、理由がよくわかっていない場合もあるかもしれません。
そんな時には、「言葉にできない思いを抱えているのだな」と、受け止めましょう。
「学童に行きたくない」と言えたことが大きな一歩です。保護者と指導員で相談して、対処法を一緒に考えていきましょう。
学童に来たら来たで、楽しく過ごせることも

子どもは切り替えが早いんです。
子どもが学童に「行きたくない」と言うと、親は心配になります。
しかし、いったん学童に来てしまえば、「本当に行きたくないって言っていたの?」と思うくらい、友達と楽しく過ごしていることもよくあります。
子どもは、大人と違い、切り替えが早いものです。
さいごに

今日のてっちゃんの様子ですが、お友達と楽しそうに過ごしていましたよ。

安心したわ。朝は大変で、どうなることかと・・・。

明日も様子を見ておきますので、変わったことがあれば連絡お願いしますね!
いかがだったでしょうか。学童生活の中では、子どもが「行きたくない」という思いを抱えることは、めずらしいことではありません。そして、そんな気持ちを乗り越えて、子どもが学童に通い続けられるようにすることが、私たち学童保育指導員の仕事です。
細かいことでも、気になる時は相談してくださいね。