こんにちは、がってん学童支援員のりえです。
皆さんは、子どもから暴言を言われたりしたことはありますか?
私は、あります。
昨年度入所した子どもの中に、イライラしたり落ち着かなかったらした時に、ものすごく悪い言葉を言う子がいるんです。
ジロー君って言うんですけど・・・。
ばかやろー!!
・・・そんな悪い言葉言ったらだめだよ・・・。
そんな風に返したんですけど、私の心の中の、傷つきやすい部分にひびが入ったのを感じました。
お前なんか嫌いじゃ~!
あら?私は好きなんだけど・・・
大人だから、支援員だから、子どもと同レベルでやりあう訳にもいかないし、受け流したつもりだけど、やっぱり心は傷つきます。
子どものために一生懸命頑張っているのに、なんでそんなこと言われなくちゃいけないんだろう・・・・。
消えろ!!
その言葉は、ちょっとひどいと思うよ~。
胸に刺さったわ・・・。
毎日毎日、そんなこと言われ続けたら、正直しんどいです。
体調が悪い時とか、もともと落ち込んでいる時とか、余裕がない時に言われたら、イラっとしてしまうことがある。
お前なんか〇んじまえ!
・・・
怒らないけど、何かを言い返すこともできなくなって、我慢した分が内側で爆発しそうになって、心にどんどんひびが入って、辛い・・・。
もう耐えられない・・・。
そんな時に、こう思ったんです。
なんでこの子はこんなひどいことを言うのだろう。
何がこの子に悪口を言わせているのだろう。
この子の心の中にある、火傷しそうに熱い熱い「怒り」はどこから生まれているんだろう。
私より、もっともっと傷つているのはこの子かもしれない・・・。
そう考えた瞬間、傷ついた私の心の中から、新しい自分が現れました。
私が、ジロー君のためにできることってなんだろうか。
ジロー君の悪口の裏にある思いってなんだろうか。
私だけじゃない、職員チームでより良い解決ができないだろうか。
もちろんできるさ!一緒に考えよう。
僕も一緒に考えたいです!
私は放課後児童支援員、子どもの思いを受け止め、悩み、より良いかかわりを考え、仲間と一緒に乗り越えていく。
辛い時は無理せず、
しっかり息抜きして、
同僚のことも頼って、相談してくださいね!
書籍紹介
「怒りをコントロールできない子の理解と援助」大河原 美以著/金子書房
ジロー君、私はあなたの味方だよ。
りえせんせ!