学童保育に大切な「まる・さんかく・しかく」を広げよう！

今回は、「がってん！学童」の節目となる、５１回目の記事です。

そう、「理念」とは、「事業や計画の根底にある、根本的な考え方」のことです。

学童保育においては、指導員の思考や行動の「こうあるべき」を、灯台のように指し示す、とても大切なモノです。

大事なことを説明するのを忘れていました。

先日、このがってん学童保育所の第1回総括会議が開かれました。投稿５０回の節目に、これまでの成果と課題を確認し、今後の方針を明らかにするための会議です。

その中で、がってん！学童（このブログ）の登場人物のキャラ設定が曖昧だという反省が出されたのです。

それでは、がってん学童保育所の理念を発表します。

じゃじゃーん！

たしかに意味がわかりませんよね。けど、この理念、けっこうおもしろいんですよ。

まず、「まる」。これは、「子どもをまんなかに」という意味を表しています。

指導員や保護者、がってん学童保育所にかかわる大人が「輪」を作って子育てをしていきましょう、「子どもの成長」を中心においてあらゆる物事を進めていきましょう、という意味が込められています。

さらに、この輪は指導員のチームワーク、そして保護者や地域の大人の輪を示しています。安定した大人の輪に見守られることで、子ども達は安心して成長することができます。

次に「さんかく」。これは、「子どもの参画（さんかく）」を示しています。

子どもの意見を大切にしながら、学童のことを考え進めていこう、という意味が込められています。

子どもの権利条約では、子どもの大切な権利として「参加する権利」が保証されています。また、放課後児童クラブ運営指針の中でも、「子どもに影響のある事柄に関して子どもが意見を述べ、参加することを保障する必要がある」と述べられており、学童保育運営における「子どもの参画」の重要性が明言されています。

最後は「しかく」。これは「指導員の資格」を表しています。

資格＝指導員としての専門性のことです。我々は、学童保育のプロとして、専門性を高めるたゆまぬ努力をしていきます、という決意が込められています。

そして、専門性の向上と指導員の処遇改善は車の両輪です。学童保育で働く指導員や放課後児童支援員の処遇改善への切実な願いも込められています。

確かに・・・。理念は、あらゆる行動の根底にあるものなので、なによりわかりやすさが大切です。

しかし、そこは学童保育だから

【研修小ネタ】「まる・さんかく・しかく」でより良い支援を目指そう（ワークシート付き）

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というわけで、今後、がってん学童保育所は、この理念に基づいて運営していきたいと思います。

そして、当サイトの活動を通じて、この、「学童保育に大切な、まる・さんかく・しかく」を、世に広めていきたいと思います！

さっそく、トップページの「がってん学童」ロゴの中にも、「まる・さんかく・しかく」を入れておきました。

理念が定まったので、今後は、がってん学童保育所の登場人物のキャラ設定ももう少し明確になるでしょう。

りえ先生は、まっすぐな性格だけに、悩みも多い「中堅指導員」。

たけし先生は、ちょっとチャラいけど、純粋な「新人指導員」。