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子ども支援のポイント

【学童保育】子どもが遊びで虫を殺していたとき、大人はどのような対応をしたらいいの?

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今回は、子どもが、虫を殺す遊びをしているのを見かけた時に、職員としてどのような対応をしたらいいのか、がってん学童のたけし先生の話をもとに考えていきたいと思います。

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目次

皆さんこんにちは、がってん学童のりえです。

ある日の保育終了後、たけし先生が私たちのところへやってきたんです・・・。

支援員

あの、所長、先輩・・・

所長

おや?たけし先生

支援員

どうしたの?

支援員

ぼく、取り返しがつかないことをしちゃったかもしれない。

所長

なにをやっちゃったんだい?

支援員

実は・・・

たけし先生が話し始めたのは、虫を殺す遊びをしていた少年たちと、たけし先生の対応についての報告でした・・・。

※この記事には残酷な表現が出てきます。

たけし先生の報告 その1

支援員

今日の自由遊びの中での出来事なんすけど、

おやつ後の時間、外遊びで、てっちゃんとかけるくんが、学童の庭の隅っこでダンゴムシを捕まえていたんです。

僕が近くを通りかかると、二人がやってきて、

見て見て、お団子だよ~!

だんご3兄弟!!

と言って、ダンゴムシの串刺しを僕に見せました。

たけし先生の報告 その2

てっちゃんが持ってる安全ピンに、丸まったダンゴムシが三匹刺さっていたんです。

支援員

・・・で、どのように対応したの?

支援員

一瞬焦りました。

だけど・・・、二人の様子がなんというか、

すごいだろ~?

へへへ~

・・・って感じで、とても無邪気だったんです。

それに、僕自身も、子どもの頃虫を殺すような遊びをたくさんしてきたし、僕は、こんな時、指導員としてどう反応したらいいのかい一瞬わからなくなってしまってて・・・、

支援員

はは・・・

って、曖昧な態度をとったんです。

支援員

なんじゃそりゃ・・・

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たけし先生の報告 その3

すると、二人が、こんなことを言い出したんです。

焼いてみようぜ!

いいね!

BBQなのかみたらし団子なのか、何をイメージしてのことだったかはわからないのだけれど、とにかく二人がそんなことを言ったんです。

それで、もちろん火を使うには大人の力がいるからってことで、

たけし、たのむ!

たのむ!

って、僕にお願いしてきたんです。

支援員

もちろん断ったんだよね。

支援員

いや、一緒にライターの火で焼きました。

支援員

な、な、なんだって??

たけし先生の報告 その4

支援員

正確には、僕がダンゴムシを炙っているところを二人に見せました。

実は、「焼いてみよう」「たけしたのむ」ってあたりから、二人の表情に緊張感が感じられて、それは、ダンゴムシの「命」を意識しているからだと僕は思いました。

実際に、炙られたダンゴムシの姿を見て、生き物の焼ける匂いを嗅いだ二人は、しばし言葉を失っていました。

・・・

・・・

それで、僕は二人にいったんです。

支援員

だんご焼けたよ。食べる?

って。そしたら二人が、

え?

やだよ?

って言ったんで、

支援員

てっちゃんとかっけー、食べないのにダンゴムシ殺しちゃったの?ダンゴムシがかわいそうだよ。

って僕は二人に言いました。

支援員

そんなこと言って「食べる!」って子どもが言ったらどうすんのよ。

っていうか「ダンゴムシがかわいそうだよ」って言うタイミングが遅すぎるだろう。

たけし先生の報告 その5

支援員

それで終わり?

支援員

はい。あ、そういえば・・・

てっちゃんとかっけーには、今日の夜に8チャンで「風の谷の〇ウシカ」ってアニメの映画やるから絶対に観た方がいいよ、って教えておきました。ダンゴムシの親分みたいなやつが出てくるし、虫と人間と命のお話だからって。

蟲を痛めつけた人間がどのような運命をたどるのかを観て、自分たちのやったことを考えるきっかけになったらいいと思って。

支援員

放課後から風の谷へ?舞台が飛躍しすぎだろ!

支援員

話はこれで終わりです・・・

たけし先生の話は以上です。

読者の皆さん、もし皆さんだったら、てっちゃんやかける君にどのような言葉がけをしますか?

支援員

もう、ツッコミどころが多すぎて何から話したらって感じだけど・・・

所長

たけし先生は、そんな自分の対応に自信がないからこうやって相談しているんだよね。

支援員

はい。

それから、私たちは、たけし先生の対応について、それぞれの意見を出し合いました。

まずは本人から。

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たけし先生の意見

支援員

さっきも言ったけど、僕自身、子どもの頃は、虫の命を犠牲にするような遊びをたくさん経験しました。

踏んづけたり、羽をとったり、水に溺れさせたり、無理やり戦わせたり・・・。

虫が死んだとき、毛根が逆立って胸がキュッとなるような気持ちになるんです。今でもその感覚をおぼえています。

そんな遊びの中で僕は命の大切さを学んできたと思っています。

今回は、てっちゃんたちにとって、そんな大切な機会だと思ってかかわったんですけど・・・。

支援員

指導員として、自分の対応が正しかったのか自信がもてなくて。

ひょっとして間違った対応だったんじゃないだろうか・・・、もしそうならてっちゃんやかけるくんへの影響は・・・、とか色々考えると怖くなってしまいました。

りえ先生の意見

支援員

火をつけたりすることはやりすぎだったと私は思う。

たけし先生には火遊びの罪状もあるよ。

「子どもの体験のため」というたけし先生なりの思いがあったようだけど、あなたは指導員なんだから、もっとふさわしい振る舞いが必要だったと思う。

虫を殺す遊びを子どもがするのと大人がするのとでは意味が違う、ましてや指導員がするのは・・・と思わない?

事情を知らない他の子が、たけし先生が虫を焼いているところを見たらどう思うのよ?

私だったら、一番最初(たけし先生の報告 その1)の時点で、

支援員

ぎゃー!かわいそう!!

って言うわね。そんでもって、危険な安全ピンを没収するわ。

それと、たけし先生は、虫を殺す遊びを通して命の大切さを学んできたと言うけど私はそうは思わない。

支援員

世の中に、子どもの頃虫を殺す遊びを体験していないけど命の大切さを知っている大人はたくさんいるもの。

虫を殺す経験がなくても、心の優しさや命の大切さを子どもたちに伝えていくことができる。

だから、子どもが虫を殺すような遊びをしている時には、私は、大人として、

  • かわいそうだよ
  • 小さい生き物をいじめるのはよくないよ
  • 虫も痛がっているよ

など、あっさりと注意するようにしているわ。

支援員

あ、そうそう・・・

虫を殺すような遊びをする子どもは、低学年ではめずらしくないし、ほっておいても高学年になってそんな遊びを続ける子はほとんどいないと思う。

だけど、以前、ストレスから虫を殺す行動をしているとみられる子がいたの。

その時は、その子のことしっかりと見守ったわ。

所長の意見

所長

僕も、たけし先生と一緒で子どもの時に残酷な遊びを色々とやったよ。

昔はゲームとかなかったから、川や山で魚や虫を捕まえるのが子どもの遊びだった。子どもと自然がとても近かったんだよ。

残酷な遊びはほんの一部として、自然を相手に遊ぶことは心と体がものすごく動くし、本当に楽しくて、素晴らしい経験だった。

けど今は、自然を知らない子どもや保護者も多いと思う。虫捕りのような遊びは学童でもどんどんしてほしいと思うよ。

所長

たけし先生が言った「食べる?」って言葉だけど・・・

「命を奪ったら頂く」「食べないのに殺すのは無駄な殺生」というのは、大切な考えだけに、どのような場面で子どもに伝えるのかも大切にしたいよね。

てっちゃんとかける君がダンゴムシを串刺しにした残酷な遊びについては、良いとか悪いとか、命の尊さを学ぶ機会だ、いやそうじゃないとか、意見が分かれると思うんだけど、もしそんな話をするなら、次のようなことも一緒に考えてみたらどうだろうか。

  • 学校の授業でカエルの解剖をすること
  • 標本のために虫を捕まえて殺すこと
  • ゴキブリを叩き殺すこと
  • 香取線香で蚊を殺すこと
  • 魚釣りの餌で虫を使うこと
所長

子ども達に虫の命の大切さを伝えるためには、どのようなかかわりがいいんだろう。

僕はとても難しいと思う。

ちなみに、以下に紹介する書籍では、養老孟司(解剖学者)、池田清彦(生物学者)、奥本大三郎(仏文学者:ファーブル昆虫記の翻訳など)の3人の著名人が、虫と子ども・子育てについてざっくばらんな対談をしています。今回のテーマに興味があれば読んでみたらいいよ。

虫捕る子だけが生き残る~「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか~(小学館101新書)

さいごに

支援員

次からは重々気をつけます・・・。

所長

そうやって自分を振り返って反省するのはたけし先生の良いところだよ。

支援員

いや、やる前にちゃんと考えないとだめでしょう。

皆さんはどのように思われましたか?

  • 子どもが虫を殺す遊びをすることについて
  • それを見かけた時の職員(プロ)としての対応

色々な意見や考えがあるのではないでしょうか。

さいごに、てっちゃんとかける君が、たけし先生にダンゴムシの串刺しを見せたことについてなんだけど、あれは、たけし先生だから見せたんだと私は思いました。私だったら注意されると思って二人は見せなかったんじゃないかな。

支援員

このことはたけし先生には言ってません。だってたけし先生にはしっかり反省してほしいですから。

(おわり)

※今回の記事は筆者が新人指導員だったころ(20年前)のエピソードをもとに書きました。

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