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この記事の内容
がってん学童保育所の指導員集団が、チームとして成長していく過程を描くシリーズの第二話目。中堅指導員の苦労を分析し、指導員集団のチーム力を高めるために、新人指導員の「育成」を模索し始めたがってん学童のメンバーたち。指導員のチームワーク向上に課題意識のある指導員の皆さんにおすすめです。
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りえ先生がピンチ?

ちょっと話があるんじゃが

仮田先生、どうなさったんですか?

中堅指導員の、りえ君のことなんじゃが、新年度の負担が集中しておるんじゃ

仮田先生も気づいておられたんですね
「ああ。こないだの記事では、新年度のストレスからか、やけのやんぱちになっておった・・・」
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新年度に、1年生を含めた子どもたちが、学童で楽しく安全に過ごせるように、そして新しい保護者が安心して子どもを預けられるように、りえ君は必死の思いでここまで頑張ってきた。新人指導員のたけし君の育成にまで責任を感じておる。
そんなりえ君の獅子奮迅の働きによって、がってん学童は、なんとか無事にここまでやってこられたのじゃ。

しかしこのままでは・・・

「バーンアウト」の危険がある
バーンアウトとは
バーンアウト(燃え尽き症候群)・・・身体的・精神的な疲労により「疲れ果ててしまう」状態。ある仕事に没頭していた職員が、バーンアウトすると、突然やる気をなくしたり、仕事への熱意を失ってしまう。真面目で熱心な職員ほどなりやすいと言われている。
がってん学童の課題を分析
新人指導員のたけし君は、なかなか頑張っておるのじゃが、保護者対応や子ども同士の複雑なトラブルへの対応力はまだ持っておらん。
もう少し詳しく状況を分析してみよう・・・。
新年度の負担が、中堅・ベテラン指導員に集中している?

ここからは、わしが説明しよう
がってん学童保育所の新年度の業務を、どのように、りえ君やたけし君が負担しておるのか分析し可視化してみるぞえ。
わしの推測では、新人指導員を迎えたどの学童保育施設でも、多かれ少なかれ同じような状況になっておると思う。

ちなみに言うと、施設長がいない学童保育施設では、施設長の役割さえ、中堅・ベテラン指導員が担っておる。
このような状況は、中堅指導員(りえ君)が大変な苦労を感じておるだけでなく、指導員全体のパフォーマンスにも「負」の影響を与えておる。
チームの主力となるりえ君が、本来の力を発揮して、アクティブに子どもたちやまわりの指導員とかかわっておる状態でこそ、がってん学童指導員のチーム力が最大限発揮されるのじゃ。
新人指導員のたけし君の成長による、指導員集団のチーム力の底上げと、中堅指導員のりえ君の負担軽減・・・

我々がってん学童指導員の課題が明確になってきたのう
残された時間はあと3カ月しかない?

我々には、あと3カ月でチーム力を向上しなければならない理由がありますからね・・・

そうじゃな。3か月後にはあれがやってくる・・・
新年度の春休みは、1年生を迎えて約1週間の戦いじゃった。
新人指導員のたけし君を加えた「急造」の指導員チームでも、なんとか乗り切ることができたわい。

しかし、3カ月後にやってくる「夏休み」は、そうはいかん。
よいか、学童保育の1年間を図で表すと次のようになるんじゃ。

最初の波が「春休み」、そして次に来る大波は「夏休み」じゃ。

夏休みの負担感は、春休みとは比較になりませんからね
夏休までに、チーム力の向上を
そのとおり。つまり、4月後半から、夏休み開始の7月後半までの期間に、夏休みを乗り切れるだけのチーム力を指導員集団が身につけておかないと、がってん学童は波に砕け散ってしてしまうのじゃ。
1日保育が約1か月も続く夏休みは、同時多発的にトラブルや怪我が発生する。さらに、キャンプなどの大がかりな行事取り組みが行われる。

子どもたちが、そんなトラブルや行事を乗り越えて、大きく成長するのが夏休みですね

子どもたちの成長は、指導員のチーム力があってこそじゃ・・・
正直言って、夏休みさえ乗り切ることができたら、残りの1年の後半戦は、成長した指導員集団と成長した子ども集団の力でなるようになるわい。
あらためて言うぞえ。
夏休みを乗り越えるのに必要な、指導員のチーム力をつけるために、我々に残された時間は、あと3カ月しかないんじゃ!

何から取りかかったらいいでしょうか

とにもかくにも、りえ君を労おうじゃないか
お疲れ、りえ先生

りえ先生、この間本当によく頑張ってくれているね

え?

我々からのプレゼントじゃ(入浴剤)

いや~ん!仮田先生のエッチ!

いや・・・りえ君に疲れを癒してほしくて考えたのじゃが、あかんかったかのう・・・
そうそう、もう一つ、りえ君に見てもらいたいものがあるんじゃよ。
K.M.Aが、たけし君の「やる気度」と「子どもたちの信頼度」をグラフ化したものなんじゃが・・・
新年度の各指導員のパフォーマンス

りえ君の苦労のおかげで、たけし君は、日に日に子どもたちの信頼を得ておる。
どうじゃな、このわずか3週間ほどの期間で、遊びの場面なら、新人のたけし君に安心して任せられるようになってきておるのではないか?
新人指導員は、まずはたっぷりと子どもたちと関わることが大切だと、わしも思うんじゃ。そして子どもたちとの信頼関係を基盤に、指導員として必要な、様々な技能を身につけていくんじゃよ。

私の苦労は無駄じゃなかったんだ・・・

本当にありがとう。りえ先生

これからはみんなで、がってん学童を盛り上げていこうぞ
「ところで、たけし君には、わしからチームワークについて話してみようと思うんじゃが、いいかのう。」
「ええ。仮田先生、よろしくお願いします。」
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