学童保育の登録手続きの方法やその注意点、申し込みから利用までの流れについてを説明します。
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学童保育は、親が働いている等の理由で、子どもが、放課後や学校休業日に、家で一人で過ごすことがないように、親に代わって小学生の安全な居場所を保障するための制度です。
学童保育(以下「学童」)を利用するためには、登録手続きが必要です。
今回は、学童保育の登録手続きの方法やその注意点、申し込みから利用までの流れについてを説明します。
この記事の内容
- まず初めにすることは申請書類の入手
- 申請書類の内容
- 申し込みは必ず期限内に行う
- 夏休みだけや年度途中からの利用の注意点
- 申請書類提出から4月の利用までの流れ
- さいごに・・・
まず初めにすることは、申請書類の入手
学童保育の登録は、通常、1年ごととなっており、4月から1年生になるお子様を学童保育に預けるためには、申請期間に登録申し込みを行います。
申請時期は、自治体によって違うので注意してください。
申し込みをするための「申請書類一式」は、役所の子育て支援課や学童保育施設で、申請期間の少し前から受け取ることができます。
また、小学校入学前の「就学前検診」などの機会に、学童保育を利用するための案内が配られることや、区役所などのホームページからダウンロードできる場合もあります。
学童保育の呼び方が、「〇〇学童保育所」「〇〇放課後児童クラブ」「〇〇育成学級」「〇〇児童ホーム」など、地域によって様々である点にも注意してください。
学童保育の申し込み方法がわからない時は、先輩ママや保育園の先生、小学校の先生、役所の子育て支援課などにたずねてみましょう。
申請書類を手に入れることが、学童を利用するための第一歩となります。
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申請書類の内容
申請書類の中身は、「利用申し込み書」「就労証明書」が一般的ですが、地域・自治体によっては「前年度の収入を証明するための資料」が含まれる場合があります。
就労証明書は、保護者が働いていることを証明するための書類です。
職場で書いてもらうため、準備に時間がかかるので注意しましょう。
「就労証明書」は、共働きの場合は父親・母親の分が必要です。また、祖父母と同居している場合は、祖父母の分の就労証明書が必要な場合もあります。
保護者が学生であったり求職中のため、就労証明書が用意できない場合は、それに代わる「在学証明書」や「求職証明書」を提出することで、学童を利用できる場合があります。
また、病気療養中のため学童保育を利用する場合は、「診断書」が求められることがあります。
「前年度の収入を証明するための資料」とは、源泉徴収票や確定申告書、課税証明書などのことです。
これらが必要な自治体は、学童の利用料金が、保護者の収入に応じて段階的に設定されています。
確定申告をする保護者は、確定申告書が申請期間に間に合わないことがありますので、提出時にその旨を伝えましょう。
申し込みは、必ず期限内に行う
学童保育の利用申し込みには、〇年〇月〇日から〇月〇日まで、というように申請期間が決められています。
4月から学童を利用するためには、必ずこの時期に書類を提出しましょう。
申請期間や提出場所は、自治体によって異なりますので、区役所のホームページや、申請書類の説明を確認しましょう。
もし、提出先が、お子様が通うことになる学童の場合は、施設の雰囲気や先生の人柄を知ることができるチャンスです。
学童のことでわからないことがあれば、どんどん聞いてみましょう。
学校とはまた違う、学童の家庭的な雰囲気を知ることができて、ホッとするのではないでしょうか。
メモ
現在、政府の「新・放課後子どもプラン」に基づき、待機児童解消と女性の就業率の増加を目指して、各自治体で学童保育の受け入れ児童数を増やしています。学童保育には、施設基準があり、定員が定められていますが、期間内に申請を行い、保護者が就労している等の利用条件を満たしている限り、利用することができるでしょう。
しかし、子どもの受け入れに当たっては、施設整備や指導員の配置など、受け入れ側の準備が必要になる場合があります。そのため、期間を過ぎてから申請をすると、すぐに学童を利用できず、「待機児童」となる場合があるので、十分注意してください。
夏休みだけの利用や年度途中からの利用の場合の注意点
夏休みだけ学童を利用したいんだけど・・・
4月から利用するわけではないので、申請は必要ないと思っていませんか?
パートタイマーの方など、夏休みや小学校が長期休暇の期間以外は、学童を利用する必要がない方もいると思います。また、産休・育休のため、年度途中から仕事に復帰する予定の方もいるでしょう。
このような保護者も、必ず申込書類を期間内に入手しておくことをおすすめします。
地域によっては、夏休みだけの受け入れを行っていない場合があります。また、定員オーバーのため、年度途中からの受け入れが行われないこともあるかもしれません。
土壇場で学童を利用できないことがわかると、保護者が働いている時間に子どもが安全に過ごせない、そのために職場への復帰ができないなど、家族にとっての大ピンチとなります。
子どもが通うことになる学童で、夏休みだけの受け入れを行っているか、近年の登録状況から、年度途中からの利用が可能かどうかなどは、申請書類を受け取る時に確認することができます。
申請書類提出から4月の利用開始までの流れ
利用申し込みをすると、2月下旬ごろまでに、学童や役所の子育て支援課から、「学童保育利用決定通知」「利用内定通知」など、「4月からお子様が学童保育を利用できるようになりました」という旨の通知が郵送されます。
利用決定通知には、お子様の状況や食物アレルギー等の配慮事項、保育中の保護者の緊急連絡先を記入する「児童票」や、学童保育中の事故の際に必要となる保険の申し込み書類、保険証などの提出物を指示する書類などが同封されている場合があります。
多くの学童では、利用決定から4月までの間に、「入所説明会」などの形で、学童保育の生活内容や施設方針などについて、保護者に説明する機会が設けられています。
年度末の忙しい時期ですが、入所説明会には必ず参加してください。
4月からお子様が生活することになる学童がどのような環境で、どのような先生がおり、どのような保育内容で運営されているかを知ることは、新年度の混乱やトラブルを避けるために必要なことです。
また、「入所説明会」では、新学期の学童保育生活をスムーズにスタートするための様々なアドバイスが伝えられるはずです。
さいごに・・・
いかがだったでしょうか。働きながら子育てをする、忙しい保護者の皆さんこそ、早め早めの対応をするようにしてください。
初めてのお子様が新学期に1年生に進級される保護者にとっては、4月まで不安が尽きないことと思います。
わからないことがあれば、いつでも指導員にご相談ください!
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