

こんにちは、がってん学童所長です。
今回の記事は、学童保育の仕事をする中でよく耳にする言葉から、たまに耳する言葉などを厳選し、30ワードを掲載しました。
あいうえお順になっていますので、目次を開き、興味のあるワードに出会ったら読んでみてください。各用語の解説は簡潔ですので、気になったものは、書籍やネットなどを通じて、さらに学びを深めていただけると幸いです。

気合入れて学んでいこ~!!

お~!!
目次
愛着障害
養育者との愛着が何らかの理由で形成されず、子どもの情緒や対人関係に問題が生じる状態。
主に虐待や養育者との離別が原因で、母親を代表とする養育者と子どもとの間に愛着がうまく芽生えないことによって起こる。
乳幼児期に養育者と愛着を築くことが出来ないと、「人に対して過度に警戒する」または「過度になれなれしい」といった子どもの様子が現れることがある。

「愛着」とは、主に乳幼児期の子どもと母親をはじめとする養育者との間で築かれる、心理的な結びつきのことで、アタッチメントともいいます。

愛着を土台に子どもは成長していくから、養育者と子どもが愛着を形成することは、子どもの発達に欠かせないんです。
引用元:マドレクリニックHP「愛着障害(アタッチメント障害)
いおぴいまん
学童系YouTuber&学童保育専門サイト「学童ほいく★ますたー」を運営する謎の指導員。
Twitterプロフィールより
学童保育指導員(放課後児童支援)のいおぴいまん🫑学童保育の情報をポップでライトに発信中👉ブログ内容を毎日ツイート中👉学童保育の魅力をYouTubeで投稿中👉学童保育オンラインセミナー開催中👉Q&A コーナーで質問回答中👉保育園で朝パート中👉子どもの最善の利益を追求中👉そんな私は日々学び中👈
引用元:「学童ほいく★ますたー」
YouTubeサイト:【学童系ユーチューバー】いおぴいまん
育成支援
『放課後児童健全育成事業を行う場所(以下「放課後児童クラブ」という。)における、子どもの健全な育成と遊び及び生活の支援(以下「育成支援」という。)の内容に関する事項及びこれに関連する事項を定める。』(放課後児童クラブ運営指針 第1章「総則」より)

放課後児童クラブ運営指針の中で、放課後児童クラブ(学童保育)における遊びや生活の支援のことが「育成支援」と定義づけられました。

「運営指針」第3章「放課後児童クラブにおける育成支援の内容」の中で詳しく説明されています。
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「放課後児童クラブ運営指針」全文
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インクルーシブ教育
子どもたち一人ひとりが多様であることを前提に、障害の有無にかかわりなく、誰もが望めば自分にあった配慮を受けながら、地域の通常学級で学べることを目指す教育理念と実践プロセスのこと。
英語では、inclusiveと表記され、「包括的な」「包み込む」という意味。
インクルーシブ教育という言葉が広く知られるようになったのは、1994年のUNESCO国際会議がきっかけであり、インクルーシブ教育の実現に向けた歩みは、国際的な流れである。

インクルーシブとインクルージョンは同じ意味でつかわれることが多いですね。

ノーマライゼーション・インテグレーションの意味も興味がある方は調べてみてください。

ややこしい・・・
引用元:LITALICO発達ナビ
SDGs(エスディージーズ)
SDGs(Sustainable Development Goals)=持続可能な開発目標。
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことが誓われている。

「17の目標」には、学童保育での子どもとのかかわりや子育てに関連しているものもあります。

ユニセフのHPから確認してみてください!
引用元:外務省HP
がってん!学童
学童保育歴20年以上の現役施設長「所長@がってん学童」が運営する「指導員の学びのきっかけをつくる」学童保育専門サイト。指導員の日常の悩み等を中心に150記事以上を掲載。子どもや保護者、指導員など多彩な登場人物と「突っ込みどころ満載」の内容が特徴。

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ギャング・エイジ
9歳から10歳ごろ(3~4年生くらい)に見られる発達的特徴。日本語では「徒党時代」と訳される。
ギャングエイジの子ども達は、以下のような行動を示す。
- 6~7人くらいの同性の仲間集団(ギャンググループ)を作って遊ぶ
- 仲間集団の中には、リーダーやフォロワーなどの役割分担がある
- 大人が決めたルールより、自分たちで決めたルール(掟)に従って行動する
- 仲間意識が非常に強くなる一方で、仲間以外を排除しようとすることがある(閉鎖的・排他的)
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9・10歳の節
『言語や思考、人格等の子どもの発達諸領域における質的変化として表れる「9、10歳の節」と呼ばれる大きな変化を伴っており、特有の内面的な葛藤がもたらされる。この時期に自己の多様な可能性を確信することは、発達上重要なことである。』(放課後児童クラブ運営指針第3章「おおむね9歳~10歳の発達過程と発達領域」より)

9・10歳頃を境に、自己理解の発達にともなって、子どもが自分の内面に注目するようになり、そのことで自分の「できなさ」に気付いたりして、自分が「好きではなくなる」時期に入ると言われています。
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学力の個人差が大きくなる「9歳の壁」という言葉もあります。
「特に小学校中学年頃から学力の個人差が大きくなり、その学年に期待される学力を形成できていない子どもの数が増加する。この現象を「9歳(または10歳)の壁」と呼んでいる。学校においては、教科教育の中に、少数や分数の計算、余りある割り算などが入ってくる。文章同士のつながりを考えながら読む、一般的な法則を当てはめて考えるといった力が求められるようになる。このような変化についていけず、学習面で遅れが見られる子どもが増えてくるのである。(テキスト「学童保育士・基礎」カリキュラム/一般財団法人 日本学童保育士協会・特定非営利活動法人 学童保育士協会 編より)
ケア
保育とは、養護・教育・ケアの総体である。「ケア」は、子どもの思いや感情を共に分かち合うことを基礎とした機能であり、子どもが抱く様々な思いや感情を共感的に理解しながらかかわっていく、指導員の専門性を言及するうえで、注目したい機能の一つ。
例えば、指導員は子どもと一緒に夢中になって遊ぶことがある。一緒におやつを食べながら、楽しくおしゃべりに花を咲かせることもある。これらの時、養護や教育で言い表せない別な機能があり、それこそが「ケア」である。(参照:「学童保育実践入門」中山芳一著)
傾聴
相手のいうことを否定せず、耳も心も傾けて、相手の話を「聴く」会話の技術。意識すべきなのは、相手に共感し、信頼していると示すこと。経済産業省が「職場や地域社会の中で多様な人々とともに仕事するうえで必要な基礎的な能力」として提言している「社会人基礎力」の要素にも、「傾聴力」が含まれている。

子どもの思いをしっかり受け止めるために傾聴って大事ですよね。

保護者対応や職員間のコミュニケーションでも大切だよね。
引用元:コトバンク
子どもの最善の利益
「子どもにかかわるすべての活動において、その活動が公的もしくは私的な社会福祉機関、裁判所、行政機関または立法機関によってなされたかどうかにかかわらず、子どもの最善の利益が第一次的に考慮される。」(子どもの権利条約第3条より)

学童保育で子どもの権利を大切にするということは、子どもにとって一番良いこと(最善の利益)を、子どもに聴いて(子どもの意見を尊重しながら)子どもと一緒に考えていくということです。
遊びや生活など日常の何気ない一コマや、非日常の大きな行事など、様々な機会を通じて、私たち指導員が子どもの意見を大切にして、「私の意見を聴いてもらえる」「僕も意見を言っていいんだ」という経験を積み重ねていくことで、子どもたちが権利の主体として育っていくことができるんですね。(参考:「子どもの権利条約を学童保育に活かす」安部芳絵著/高文研)
「子どもの権利条約を学童保育に活かす」安部芳絵著/高文研
合理的配慮
障害のある人が障害のない人と平等に人権を享受し行使できるよう、一人ひとりの特徴や場面に応じて発生する障害・困難さを取り除くための、個別の調整や変更のこと。
2016年4月1日に施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(通称、「障害者差別解消法」)により、行政機関や事業者には、障害のある人に対する合理的配慮を可能な限り提供することが求められるようになった。
障害のある方本人にとって、その配慮が「必要かつ適当」な程度や内容であるかという点が重要。あくまで、障害のある方が主体的に自分の力を発揮していくことが目的であり、本人が必要としていないような過剰な配慮は合理的とは言えない。(引用元:LITALICO発達ナビ)

学童の生活の中でも、一人ひとりの個性を尊重しながら、場面に応じた合理的配慮を考えていきたいです。

障害のあるなしにかかわらず、みんなが安心して過ごせる学童にしたい!
ジェンダー・バイアス
ジェンダーバイアスとは、「男性は外で仕事をするのが当たり前」「女性は家事と育児をすべき」等、男女の役割について固定的な観念や社会的性差における偏見のこと。
「男の子だから泣いてはいけない」「女の子なのにはしたない」等の言葉がけや「男の子は青、女の子はピンク」などの思い込みも、ジェンダー・バイアスである。

何気ない言葉が子どもを傷つけたり、好きなものを好きと言えない状況を作ってしまうかもしれない。

日頃の自分自信の言葉がけを意識しよう・・・。
参考URL:子どもの自己肯定感を傷つける「ジェンダーバイアス」な9つの禁句(ソクラテスのたまご)
思春期
小学校高学年のころから始まる第2次性徴の出現や、続いて現れる異性への性欲的関心などの児童期から成人期へと移行する中間の時期。英語ではadolescence。青年期とほぼ同義だが、思春期という場合には性的成熟に焦点が合わされる。それに伴い感受性や気分の高揚、それまで未分化に結びついていた環境からの分化・独立に起因する不安・動揺がみられ、これらは第2反抗期と呼ばれる。(引用元:コトバンク)

学童の高学年の子どもたちの中には、思春期に入っている子もいるよね。

対応が難しすぎるっす!
参考URL:思春期とはこんな時期です(栃木県教育委員会)
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児童虐待
児童虐待は以下の4種類に分類される。(厚生労働省HPより)
身体的虐待 | 殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などにより一室に拘束する など |
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性的虐待 | 子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィの被写体にする など |
ネグレクト | 家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない など |
心理的虐待 | 言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス:DV)、きょうだいに虐待行為を行う など |
令和2年度の児童相談所による児童虐待相談対応件数(速報値)は、20万5029件で、前年度より1万1249件(5.8%)増え、過去最多を更新した。相談の内容別件数は、多い順に、心理的虐待12万1325件(全体の59.2%)、身体的虐待5万33件(24.4%)、ネグレクト3万1420件(15.3%)、性的虐待2251件(1.1%)となっている。

児童福祉法第25条の規定に基づき、児童虐待を受けたと思われる児童を発見した場合、
全ての国民に通告する義務が定められています。
自己肯定感
自己肯定感とは、その言葉の通り「ありのままの自分を肯定する感覚」のこと。他者と比較することなく、自分自身が「今の自分」を認め尊重することで生まれる感覚である。
きしもとたかひろさんは、「できない自分も自分と思える心」「自己肯定感低いのは良くないから自己肯定感高くなるようにこんなことをしましょう」というのより「自己肯定感が低いと感じるのは悪いことではないから、まずはそんな自分も受け入れることができたらいいね、できなくてもいいよね」と語っている。

子どもにとって、大切な感覚ですよね。

大人も大事!
自己中心性
心理学で、幼児の思考に見られる特性。ピアジェの用語。自分と自分をとりまく外界とを、はっきりと区別することができない性質。
(引用元:コトバンク※精選版日本国語大辞典による解説)
自己中心性を、ネガティブな意味合いでとらえる人がいるが、人との比較をせずに、自分のことを「かわいい」や「大好き」と思える、とても大切な心の働きでもある。

子どもの自己チューは許せるけど、大人の自己チューはやだ。
小1の壁
小学校就学によって保護者が直面する様々な困難の総称。
保育園では、保護者は基本的にフルタイムで働いていることが前提のため、出勤・退勤時間に合わせて預かってもらえるが、小学校になると朝は8時前後に登校ということが多く、保護者の出勤後に子どもが家で留守番をする必要に迫らることや、学童保育の閉所時間に間に合うように、早めに職場を退勤する必要がる等の問題がこれにあたる。
他にも、
- 参観や保護者会・音楽会など学校に行く機会が保育園より多い
- PTA活動で平日昼間に仕事を休まなくてはならない
- 保護者向けのプリントや提出物が多い
- 宿題や持ち物を忘れていないかチェックが必要
- 小学校での子供の様子や友だち関係が分からない
なども「小1の壁」と言われる。

我が家も結構苦労しました。
(引用元:ファミリードクター)
小1プロブレム
小学校1年生の子どもたちに起きる問題。
保育園時代は自由に遊んで過ごしていた子どもたちが、小学校では一転して、45分のあいだ座って授業を聞いたり、集団生活をしたりする生活となる。そのような急激な変化になかなかなじめない子どもがいたり、場合によってはそのために学級崩壊が起こってしまったりすることをさして「小1プロブレム」という。
ただ最近ではこれらの問題をふまえ、保育園や幼稚園と小学校が連携して入学前からできるだけ小学校生活をイメージできるような取り組みを進めており、徐々に改善しているといわれている。

最近は1年生でも6時間授業が普通だし、子ども達がんばっているわよ。学童でホッとしてね。
(引用元:ファミリードクター)
心理的葛藤
葛藤とは、同程度の強さの2つの欲求が存在する際に、その両方を選択することはできないために悩み続け、どちらを取るか決めかねている状態のことである。
例えば、食後のデザートをショートケーキにしようか、チーズケーキにしようかと迷って決めあぐねているような状態がこれにあたる。
葛藤が生じてそれが長引くと、フラストレーション(欲求不満)を感じるようになる。(引用元:心理用語集サイコタム)

学童の生活の中でも、子どもたちは様々な葛藤を感じています。

そんな葛藤を自分なりに乗り越えていけるようにサポートするのも、私たちの仕事ね。
第3の世界
学校でも家庭でもない、子どもにとって「第3の場所(サードプレイス)」。

それが、子ども達が放課後に過ごす学童保育なんだよね~!

学童だからできること、考えていきたいです!
ダイバーシティ
ダイバーシティは「多様性」と訳される言葉であり、文化・人種・国籍・障害・ジェンダー・政治的信条などの多様性を示す。
その人の内面・外面ともに人とは違う面があるのは自然なことであり、お互いに違いを認めたり受け入れたりするための配慮や態度、行動を促す教育を「ダイバーシティ教育」と呼ぶ。
前述のインクルーシブ教育の推進のためにも、一人ひとりの子どもの個性を尊重し、多様性を受け入れ、互いに尊重し合う「ダイバーシティ教育」の理念が前提となる。

障害のある子どものインクルージョンやジェンダーの問題なども、ダイバーシティーと繋がっているんですね。
(参考:Dcommu「ダイバーシティ教育で学校はどんな取組をしている?課題とこれからの目標」
チャム・グループ
9・10歳頃までは、「ギャンググループ」として、一緒に好きな遊びなど活動ができる仲間が中心であったのに対して、11・12歳頃になると、より内面的な思いを表現し、共感し合える仲間関係が求められるようになってくる。お互いの共通点や類似性を言葉で確かめ合い、同質性を意識したグループのことを「チャムグループ」という。

「チャム」は「親友」という意味です。

親友だけに通じるあだ名で呼び合ったり、同じような服装をしたりすることで、お互いに結ばれていることを確認し合うんです。
(テキスト「学童保育士・基礎」カリキュラム/一般財団法人 日本学童保育士協会・特定非営利活動法人 学童保育士協会 編より)
バイスティックの7原則
アメリカのケアワーカーで社会福祉学者のバイスティックが提唱した相談援助技術の基本原則。相談援助機関の対人援助において、より良い関係を築くための行動規範としてまとめられた。
- 個別化(あなたは唯一無二のかけがえのない存在)
- 意図的な感情表現(自由に感情を表現してください)
- 統制された情緒的関与(職員が冷静であること)
- 受容(あなたの感情や考えをありのままに受けいれます)
- 非審判的態度(あなたの考えや感情について私は善悪の判断をしない)
- 自己決定(あなたの判断を尊重します)
- 秘密保持(秘密は守ります)

様々な職業や対人関係に生かすことができる考えですね。
参考URL:チャームpoint「【バイスティックの7原則とは】人間関係に役立つ考え方を解説」
発達障害
発達障害は、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態。そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、子どもが生きづらさを感じたりすることもある。
発達障害があっても、本人や家族・周囲の人が特性に応じた日常生活や学校・職場での過ごし方を工夫することで、持っている力を活かしやすくなったり、日常生活の困難を軽減させたりすることができる。
発達障害には、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害(LD)、チック症、吃音などが含まれる。同じ障害名でも特性の現れ方が違ったり、いくつかの発達障害を併せ持ったりすることもある。(引用元:厚労省HP)

発達障害の子ども達が学童で安心して過ごせるためにも、理解をしておかなくっちゃ!

放課後の時間ならではの支援やかかわりを大切にしたいわ。
ピアカウンセリング
同じ背景を持つ人同士が対等な立場で話を聞きあうこと。同じような体験や経験をしてきた当事者が、同じ立場でサポートすることであり、「当事者こそが1番の理解者である」ことがピアカウンセリングの基本概念である。

働きながら子育てをするという同じ苦労を抱えた保護者同士だから、分かり合えることや励まし合えることがたくさんあります。

様々な機会を通じて、そんな保護者同士の関係をつないでいきたいです。
引用元:ソクラテスのたまご「ピアカウンセリングとは?やり方を専門家が解説。子育てに悩んだ経験が活きるピアカウンセラーへ」
プレイワーク
遊びにおける環境設定や子どもとの関わり、危機管理、地域との関係調整などを整理・体系化した専門分野。
プレイワークでは、子どもの主体的な意欲がより育まれるためには、それぞれの子どもが自らやりたいことをして遊べる環境を整えることが必要だと考える。
大人は、子どもが必要とする場合には手助けをしたり、一緒に遊ぶこともあるが、「遊びが子ども達自身のものになった」と感じた時には、遊びから離れていくような関わり方を大切にしている。

プレイワークは学童保育でもとても役に立ちます。指導員の皆さんには、ぜひその考えにふれてほしいと思います。
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マンカラ
がってん学童所長が好きなボードゲーム。

どこが育成支援のキーワードやねん!

だって素朴で好きなんだもん。
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メタ認知
メタ認知は「客観的な自己」「もうひとりの自分」などと形容されるように、現在進行中の自分の思考や行動そのものを対象化して認識することにより、自分自身の認知行動を把握することができる能力である。(引用元:Wikipedia)

子どもとかかわっている自分を、もう一人の自分が冷静に客観的に見ている状態だよ。実践の振り返りを重ねてい行くと、実践の最中にも振り返りができるようになるんだ。

たけし先生も、いっぱい実践レポート書いて、自らの実践を振り返らなくっちゃ!

へ~い。
ゆらぎ
支援者が現場で感じる、「動揺」「葛藤」「不安」「わからなさ」の総称を「ゆらぎ」という。「ゆらぎ」を放置すると支援の破綻や、子どもの権利侵害につながる恐れがあるが、自らの実践を「ふりかえり」うまくゆらぐことができると、様々な課題に気付き、変化・再生・成長の芽を見出すことができると言われている。(引用元:子どもの権利条約を学童保育に活かす」安部芳絵著/高文研)

僕は毎日ゆらぎまくっているから、OKってこと?

ふりかえりが大事ってこと!