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学童保育エピソード集

【学童保育】「不審者」について、子どもにどう教えたらいいの?「避難訓練」を通して私達が考えたこと(前編)

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学童で行った「不審者の避難訓練」、その中でたけし先生が子ども達に伝えた内容が物議に・・・。

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目次

こんばんは!指導員の、りえです。

私の勤務先のがってん学童では、毎月避難訓練をしているんだけど、先月は「不審者」が学童に来た時の訓練をしました。

所長

たけし先生、次の避難訓練、担当してくれるかい?

支援員

へ?ぼくが担当?

と、所長の指名で、指導員1年目たけし先生が訓練の指揮をとることになったんです。

たけし先生が避難訓練を担当するのは初めてですが、4月から毎月、火災(消火)・地震・不審者のローテーションで訓練をしてきたので、大体の流れはわかっているはずです。

支援員

前回の避難訓練の記録を参考にしてね

頑張って!

たけし先生は、初めての担当ということで、計画書を作成したり、子どもに伝えるポイントをまとめたり、張り切って準備をしていました。

非難訓練は、不審者が学童を訪れたという想定で、「合言葉」を契機に、子ども達が非難するという内容でした。

本番は、子ども達も落ち着いて避難ができていたと思います。

問題は、訓練の最後のまとめでたけし先生が子ども達に話した内容だったんです。

支援員

それがちょっと私には納得のいかないものだったのよね!

みなさんも一緒に、何が問題だったのか考えてみてほしいんです。

不審者を見抜く「目」を鍛えるためにできること?

毎回、訓練の最後には、一か所に集まった子ども達に、今回の訓練の良かった点や課題などを担当の指導員が伝えるんですけど、たけし先生はこんな感じで話したんです。

支援員

今日は、みんな静かに素早く避難をすることができていました!

はっきり言ってばっちりオッケーです!

わーい!

支援員

最後に、先生、大事なことをみんなに伝えたいんだ!

今回の避難訓練のことを考えていて、先生は「不審者」って言葉についてたくさん考えたんだ。

「不審者」って言ったら、あやしい人って意味だよね。

それで、すごい難しいことだと思った。

世の中には、怖そうに見えて、優しい気持ちの人がいます。

それとは反対に、優しそうに見えて、心の中で悪いことを考えている人もいるかもしれない

支援員

その人が不審者かどうか、どうやって見分けたらいいんだろう・・・、みんなに不審者のことをどう教えたらいいんだろうって思ったんだ

・・・

それで、先生はこう思った。

支援員

みんなは、「人を見る目」を鍛えていかないといけない!

優しそうとか、怖そうとか、見た目だけじゃなくって、その人の中身を見抜く「目」を持った人になってほしいと思うんだ。

それで、どうやったらみんなが、そんな人を見る「目」を鍛えられるか、これから話したいと思います。

一つ目は、友達とか家族とか、みんなが大切に思う人ののことを精一杯大事にすること!

二つ目は、自分の嫌だと思うことは、友達にちゃんと言葉で伝えること!

そんな風に、相手のことを大事に思って、正直な気持ちでまわりの人とかかわっていると、相手が自分のことをどんなふうに思っているのかも、きっとわかるようになると思うんだな~!

その人が、自分のことを大事に思っているのか、自分のことを傷つけようとしているのか、わかるようになるんだよ。

支援員

だからみんな、仲間のことを大切にしようぜ!

先生からの話はこれで終わります!

避難訓練はこれにて終了!!


支援員

ちょっとまたんか~い!

という言葉を、私はいったん飲み込みました。

というのも、たけし先生が言ったことに、納得している自分がいて、けど一方で納得のいかない思いがあり、そんな自分の気持ちの整理が必要だったからです。

今回、初めての担当で頑張っていたたけし先生に、曖昧な違和感をぶつけるのは先輩としてどうか、という思いもありました。

避難訓練の振り返りで・・・

翌日の職員打ち合せでは、非難訓練の総括をしました。

私は、一日考えて、整理した自分の意見をたけし先生伝えようと思いました。

支援員

避難訓練の最後に、たけし先生が子ども達に向けて言った言葉なんだけど・・・

所長

・・・

私は、たけし先生が自分の言葉で、子ども達に大切なことを伝えようとしている姿に、たけし先生の成長を感じました。

支援員

ふふふ、やっぱり?

けど同時に、違和感も感じたの。

支援員

え?

支援員

私の違和感を伝える前に、なんであんなふうに子ども達に言ったのか、たけし先生の思いを聞かせてほしいの

前回の避難訓練が子ども達に与えた影響

支援員

実は、前回の「不審者」の避難訓練の後のことなんだけど・・・

学校から帰ってきたさっちゃんが、

不審者がいた~!

スマホで私のこと写真を撮ったんだよ!!

って言うので、びっくりして詳しい話を聞くと、通りの向こうを歩いていた男の人が、スマホをさっちゃんの方に向けていたって言うんだ。

さっちゃんから見たら写真を撮られたように感じられたのかもしれないけど、実際にその男性が撮影したのかどうかはわからないと思った。

支援員

そのことは報告しましたよね・・・

支援員

うん

その後、こんなこともあったじゃないっすか。

不審者が俺の方をじーっと見てたんだ!

帰って来たてっちゃんが言うので話を聞くと、おばあちゃんが笑いながら自分の方をじーっと見ていたらしいんだ。

詳しい話を聞くと、そのおばあちゃんは、学童の近所に住んでいる〇〇さんで、正確に聞いたわけではないけど、認知症の方だと思うんだ。

支援員

だから、おばあちゃんの挙動が、てっちゃんにとったら不自然に思えて、「不審者」って言葉が出てきたんだと思う

それで、ぼくは、「不審者」の避難訓練って難しいと思った。

避難訓練って言うか、不審者のことを子どもに伝えることって難しい。

きっと、さっちゃんもてっちゃんも、学童で不審者の避難訓練をしたことで、人を疑う気持ちが強くなっちゃったんだと思う。

(つづく)

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